はじめに
どうもpillolowです。
実はワタクシ、純ジャパですがTOEICが950点越えだったりします。
TOEICが本当の英語力を表すわけではないですが、
「英語が得意」くらいのカテゴリーには入る自信はあり。
一方作曲やアニソンなどの耳コピをするのが好きで、
理論的な部分は独学でかなり勉強しました。
そんな中、世の中には。
たいして勉強もせずに、
「英語出来ない」「耳コピ出来ない」喚いている人が多すぎる、と思います。
外国語の習得と音楽の習熟には共通点が多いなぁ、と常々感じているので、
今回はその辺りの考えを書いてみます。
ルールを知らずにマスター出来るほど、君は天才なのか?
日本の英語教育は「文法偏重」であり、本当の英語力を獲得するには…
みたいな論調を良く目にします。
もちろん「文法」だけではダメですが、文法は最低限のルール。
それを知らずに英語が習得できるわけありません。
僕はひたすら文法を勉強することで有名な塾に通っていましたが、
そのお陰で、真の英語力を獲得できたと確信しています。
音楽の話をすると、
理論はちゃんと勉強しましょう。のちに困るぞ!
以上。
流石にもうちょっと関連付けて語ると、
例えば英語学習における、こういう本↓
₍この本は普通に良書だと思います。悪しからず₎
これを音楽に当てはめると、
C, F, G, Amなどのダイアトニックコードだけ知って、さぁ曲をコピーしよう。
という状態です。
何が言いたいかというと、そんなの大前提で、
細かい言い回し₍英語₎とか、微妙なテンションコード₍音楽₎とか知らんで、
表現が出来るかい!ということ。
英語リスニングと耳コピはすごく似ている
さて、リスニング・耳コピが出来ないのは、何故か。
単純に耳が慣れていないのもあるでしょう。
しかし一番大きな要因は、ここまでで強調してきた通り、
あなたが「知らないこと」を聞いているからです。
分かりやすく書くと下の通りです。
【英語】知らない単語・文法 → 分からないのは当然
【音楽】知らないコード進行、テンションコード → 耳コピ出来なくて当然
ここで、「分からないなり」の対策を取ることが
次の段階へ進む第一歩です。
【英語】分からないなりに、前後の文脈から補完
→ 大味な訳ながら、何となく理解はできる
【音楽】当たり障りのない₍違和感のない₎大味なコードで繋ぐ
→ 原曲通りではないが、曲として間違った進行ではない
その一方で、英語や音楽的「語彙」を増やす努力は継続。
そのうえで、耳コピの場合は、
原曲の雰囲気を再現できるコード進行を探す₍作る₎
これを繰り返すうちにセンスが磨かれ、作曲もできるようになります。
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