どうもpillolowです。
下の記事がとても面白かったので、自分も少し真似して記事を書いてみます。
公衆電話の衰退とJ-POPの歌詞について
携帯電話の普及に伴って、公衆電話は減少の一途を辿っています。
平成13年から平成24年までの公衆電話台数の推移は以下の通り。
10年で1/3ほどに減少してしまっていますね。
この傾向が「J-POPの歌詞にも反映されているのかどうか」が本記事の検証事項になります。
元記事に倣い、
JOYSOUNDの歌詞検索を使用させていただきました。
同一の曲は1曲カウントし、ちょっと調べた範囲では曲の発売日が不明なものに関しては除外しました。
結果
公衆電話で検索した結果、該当曲数は52曲となりました。
もっとありそうな気もしますが、あくまでJOYSOUNDの結果です。
① 歌詞に出てくる公衆電話も減少している?
現実の設置台数に比例して、歌詞における出現率も減少しているのでしょうか?
5年区切りで曲数をカウントしたグラフは以下の通りです。
母数が小さいので、統計的に有意がどうかまでは判断しませんが、
「設置台数の減少ほどには、歌詞の中の出現数が減っているわけではない」
と言えるのではないでしょうか。
なお2015-が減っているように見えますが、2015~2017途中のカウントなので、減ったというには早計すぎます。
② 最も公衆電話に依存した歌手は誰?
それでは、52曲中で最も曲数の多かった歌手は誰でしょうか。
その答えは・・・
4曲のエントリーです。
1.遠く遠く(1992)
はい、文句なしの名曲です。バージョン´06です。
真夜中の公衆電話というフレーズで出てきます。
2.雷が鳴る前に(1992)
とにかく公衆電話まで行こう♪♪
サビの日本的なメロディが美しくて泣きそうになります。。。
3.この傘をたためば(1999)
YOUTUBEに本人のモノがありませんでした・・・。
携帯電話を出してポケットに戻した
₍中略)屋根のない公衆電話からもう一度話したい
今的な感じだと、
「LINEを送りかけて削除した。既読付かないドコモメールでもう一度送りたい」
ですかね。
4.Going Home(2012)
たばこ屋の古い公衆電話
10円玉が落ちていく音を
ノスタルジー・・・。
ちなみに次点は長渕剛₍3曲₎でした。
まとめ
・J-POPの歌詞における「公衆電話」の数はそんなに減っていない。
・槇原敬之は一番「公衆電話」に依存している。
公衆電話は昭和なノスタルジーを表現するのにまだまだ有効で、歌詞の中から消えることはないのではないでしょうか。