どうもpillolowです。
僕は、楽器自体はアコギから入って、
今は4弦のカヴァキーニョという謎楽器を弾いています。
アコギ弾きの良いところは、コードの種類を多く覚えること。
(弾き語り等を目的に始めるが故かと思います)
僕の場合、4弦楽器をやることで、テンションコードを4音で上手く表現する方法など、
コードに対する理解は更に深まりました。
一方、単音弾きやアドリブに滅法弱い・・・という弱点も一般的にあると思います。
しかし!
dimやaug、♭7thや13thなど、色々なテンションが付いたコードを
すぐに弾ける人、こういう人はアドリブにすぐ踏み出せる素養ありです。
アドリブの一般的な挫折パターンとしては、
・「スケール」なるものを覚え
・必死で「運指」を勉強し
・コード上で使えるスケールをなぞってみる
・が、全然それっぽく聞こえなくて
・アドリブなんて俺には無理だ・・・と諦める
がよくある(僕もそう)流れじゃないでしょうか。
しかも数多あるスケールの運指を体得するのは大変。
では、どうすれば良いのか。
ヒントはここです。
・コード上で使えるスケールをなぞってみる
・が、全然それっぽく聞こえなくて
それっぽく聞こえないのは何故か。
スケールの「美味しい音」「っぽく聞こえる音」を無視し、
スケールノート(概ね7音)を均等に弾いているからです。
実は、スケールの中には
複数のコードトーン(トライアドや7thコード₎が隠されています。
これらを弾くことで、
簡単に美味しい音を選出できるわけです。
Cのスケールを基に何例か示しましょう。
・Cリディアンスケール:Cmaj7(C,E,G,B)+ D(D,F#,A)
Cメジャースケール₍いわゆるドレミ…)の4thの音を#4thにする、
と何となく覚えるかもしれませんが、
これは「Cコード上でDを弾く」すなわちDのトライアドを弾くと、
「っぽく」聞こえます。
・Cオルタードスケール:C7(C,E,B♭)+ F#メジャーペンタ(F#,G#,A#,C#,D#)
⇒ C7(C,E,B♭)+ F#7(F#,A#,C#,E)
※ 5thのGはスケール外、太字は共通音
Cオルタードスケールは、C,D♭,D#,E,F#,G#,B♭という音階です。
数字で表すと、 1 ♭9 #9 3 #4 #5 ♭7。
ジャズギターでは必須と言ってよいオルタードスケールです。
ですが、めちゃ複雑な音階です。
覚えられません(笑)
しかし、コードを基準にアプローチすると、
・F#メジャーペンタ(ペンタくらいは覚えましょう)
・F#7のコードトーン
をC7のコードトーンと交えて弾けば、OKという感じです。
・・・いかがでしょうか。
スケールも結局コードに分解できるから、
アコギ弾きにとっては、理解が早いかな?と思います。
自分なりのコード分解⇒フレーズによって、
結果的に、オリジナリティのあるアドリブに繋がるのではないでしょうか。
頑張りましょう!
ちなみに書籍としては、
多分↓が近いと思いますので、よろしかったらどうぞ。