はじめに
どうもpillolowです。
数あるギターコードの中でも、比較的簡単な部類のAコード。
2~4弦の2フレットを押さえるだけで、視覚的にも覚えやすいですね。
しかし!問題が。
どの指で押さえるか?
正直、色んな押弦パターンがあるんですよね。
初心者のうちは、こういったことでも悩みがち。
答えを先に言うと、「どの押さえ方も正解」です。
弾きたいフレーズやコードの流れで選択すべし!
この記事では、5パターンのAコードの押さえ方とそのメリット・デメリットを解説します。Aコードをバッチリ攻略したって下さい!
では、行きます!
パターン① 人・中・薬
一番オーソドックスとされる押さえ方です。
教則本などにも、この押弦が記載されていますね。
僕はめったに使いませんが…(笑)
理由は(僕にとっては)デメリットがない代わりに、大きなメリットもあまりないから。まぁ、好みもあると思います。
使い分ける前提だと、このフォームを必ずしも選ぶ必要はないかな…と思います。
◯ メリット
・小指がフリーなので、そのままsus4へ移行可能
(2弦3フレットに小指を足す)
・小指がフリーなので、そのままA7へ移行可能
(1弦3フレットのG音を足す)
✖ デメリット
・特になし、と思います
パターン② 中・薬・小
パターン①を小指側へ一つずつズラした押さえ方。
僕の中でのレギュラーです。メリットとデメリットが両方多いですね。
①より、セーハコードへ移行しやすい気がします。
◯ メリット
・人差し指がフリーなので、そのままF♯m7へ移行可能
(6弦2フレットに人差し指を足す)
・人差し指がフリーなので、セーハコードへ若干移行しやすい
✖ デメリット
・sus4への移行が若干大変
・Maj7への移行が若干大変
パターン③ 中・人・薬
AM7の指の形で、Aも押さえるパターン。ほぼ使うことはないですね。
A⇔AM7をずっと繰り返す曲があれば使うかも…程度。
◯ メリット
・Maj7への移行が楽
・小指がフリーなので、そのままA7へ移行可能
✖ デメリット
パターン④ 人差し指1本
これが僕の準レギュラーです。
何と言っても、一番押さえるのが楽です。
3弦を開放弦にしたA7への移行ができないのが最大のデメリット。
この場合は、①や②を素直に採用すれば良いと思います。
あと、そもそも「人差し指の第一関節が反らない」とできない、という人を選ぶ押弦パターンではありますね…。
◯ メリット
・押さえるのが楽
・sus4や1弦3フレット足しのA7に対応
✖ デメリット
パターン⑤ 中指もしくは薬指1本
ジャズ系でフルコードを押さえない場合、F#m7を以下のように押さえます。
(ロックと違い、基本親指は使わないです)
₍a₎ 6弦:中指 + 2~4弦:人差し指小セーハ
₍b₎ 6弦:中指 + 2~4弦:薬指小セーハ
人差し指 + 2~4弦:中指小セーハ
(a)や(b)でF#m7からAへ移行すると、各指の小セーハが残りますね。
という場合の押弦パターン!
※ ₍a₎の場合はパターン④になります。
◯ メリット
・特にないが、、強いて言うなら、薬指小セーハの場合B系のコードへ移行しやすい
✖ デメリット
使い分け例
5個も押さえ方が出てきて、混乱している初心者の方もいるかもしれません。
基本となる押さえ方の選択は、皆さんそれぞれだと思います。
まぁ、①か②か④でしょうね。
それ以外の押弦については、前後のコードの流れによって、都度確認していくのが良いと思います。初めは考えないと難しくても、慣れてくれば自然とパターンを選択できるようになるはず。
・前のコードから押さえやすいか?
・次のコードが押さえやすいか?
この視点を持ち続けることが、ギター上達の要だと思いますよ。
一歩ずつ取り組んでいきましょう。
今回は、ローコードの押さえ方を解説しました。
マスターしたら、色々なポジションでのコードフォームに挑戦すると良いと思います(^^)
それでは、よいギターライフを!
pillolowでした。
ギターだからこそ、気持ちよく響くコードボイシングというのもあります。
トライ&エラーで探すのも楽しいですが、少しショートカットしたい人は、こういう本が良いかと思います↓↓