ハンデは3で~諦めたらそこで人生終了ですよ~

ハンデが何だ。諦めたら終わりだ

もしもビートルズになれたら 〜 If I were BEATLES 〜

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どうもpillolowです。

 

音楽をやっている人なら誰もが一度はしてしまう妄想の”IF”

 

「あのミュージシャンの曲を、僕が先に発表していたら…」

「とりわけ、レジェンド級ビートルズに自分がなれたら?」

 

こんな楽しいIFに答えた作品を2作品、比較しながらご紹介しようと思います。

多少のネタバレを含みますので、その辺はご了承ください。

 

それでは、今回取り上げる作品をこちら!

 

エスタデイ(yesterday)

 

僕はビートルズ

ともに「世界規模の大停電」「列車に轢かれそうになって」など超常現象(作中で真の原因は触れられない)によって、ビートルズが”存在しない”世界に主人公が転移するというのが、大きなあらすじです。

 

モチーフはとても似ている本作品ですが、よく見てみると異なる点が結構多いです。

2作品の「違い」に注目して、魅力を書いてみますね。

 

時代設定 

 

・Yestarday:ビートルズの存在が消滅した現在

・僕はビートルズビートルズデビュー1年前の過去

 

ビートルズの音楽が存在しない」世界でビートルズの曲を自作曲と偽って歌う、という点は共通しています。しかし、ロックンロール自体が萌芽期だった過去と、既に色々な音楽が跋扈する現在では、その意味合いやインパクトは変わってきます。

 

両作品で初めてビートルズの曲を演奏するシーンで、それが垣間見えます。

奇しくも、どちらの作品でも最初の演奏は”Yesterday”。

 

エスタデイでは、

「Wow!いい曲ね!こんないい曲書けるなら、なんで前から歌わなかったの?」

という割と淡白な反応。

 

対して、僕はビートルズでは、

「コードもメロも全てが完璧だ…誰の曲だ?え・・・お前が作っただと・・・?」

というアンビリーバブル的反応。

 

ここから思うのは、現代でビートルズの曲を発表しても、本当に作品中のように世界が熱狂するのか?ということです。

 

いい曲と言っても、今基準で考えるとオールディーズ。

曲だけのパワーで大ヒットするとは思えない。

 

となると、Yesterdayの主人公は元々音楽的な才能があったんでしょう。

 

リアルさについて

 

作品中のリアルさは、圧倒的にYesterdayに軍配が上がります。

タイムスリップものという不利を差し引いてもそう感じますね。

 

僕はビートルズでは、主人公たちは熱狂的なビートルズファンで、そこそこ有名なコピーバンドです。ポール役のまことが左で楽器を弾くくらいに。

 

だからと言って、200曲を超えるビートルズの曲が完全に頭に入っているというのは、リアルさに欠けている、と言わざるを得ないです。

 

一方、Yesterdayでは、歌詞を思い出せず苦悩する様子や、結果所々間違っていたりもするあたりがめちゃくちゃリアル。

 

エドシーランが本人役で登場しているのも、リアル感を生み出すのにいい仕事してると思います。主人公とエドが即興作曲バトルするシーンがあるのですが、ビートルの曲を即興で作ったって言われたら、エドのリアクションになるのも分かるw

 

 

 オリジナルとの葛藤

 

Yesterdayでは、主人公がレコーディングの最中に自作曲「サマーソング」を一蹴される大変切ないシーンがあります。ストーリーの流れが「オリジナルで鳴かず飛ばずだった主人公がビートルズで一発逆転を狙う」なのですが、オリジナルへの未練を断ち切る象徴的なシーンです。

 

一方、僕はビートルズでは、高津レイというジョン役のキャラクターが”talk to me”というオリジナル曲を一人で発表しようとする場面があります。

 

このキャラクターは、逆にビートルズの呪縛からの脱却を図り、自分自身のオリジナリティを模索しています(結局元鞘に戻るのですが、ストーリー的に納得感がないのが、この作品のダメなところ)。

 

偉大な過去のミュージシャンと自分のオリジナルとの葛藤。

どちらも音楽をやる人間には、刺さるとおもいます。

  

最後のカミングアウト

 

ネタバレになってしまうので、抽象的に書きますが、

 

・非日常から日常に戻る(イエスタデイ)

・非日常から非日常という日常へ(僕はビートルズ

 

という大きな違いがあります。

僕はビートルズの終わり方は賛否両論ある展開ですが、僕は結構好きです。

翔が「俺が知っているのは、ここまでなんだ」というセリフが良き!

 

最後に

 

もしビートルズのいない世界に飛ばされた時に備えて、ビートルズをコピーしてみるのも良いかもしれません(笑)

 

では!