どうもpillolowです。
小説の中では割りとミステリーが好きです。
遅ればせながら「その可能性はすでに考えた」を読み、
その発想は全然なかった・・・!と感心しているところです。
あらゆる可能性を排除することで、奇蹟の証明を試みる。
そんな探偵である上苙丞(うえおろ じょう)が主人公。
謎を解く側ではなく、奇蹟を認めない(笑)刺客たちの仮説を、
論理的に否定していく主人公。
斬新です。
彼を含め、名前やキャラ設定(特に外観)のラノベ臭が凄い。
青髪にオッドアイ、真紅の服・・・
中二病か。
小林泰三もそうですが、
「キャラ立ちした主人公×ミステリ」って、相性良いですよね。
本作は、それプラス。
3×3 EYES(サザンアイズ)を想起させる中国文化のオンパレード。
なんか、よく分からないなりにワクワクするんですよね。
と思っていたら、文中に三只眼ってワードも出てきて。
作者もどこかで影響を受けているのかな・・・?
ともあれ、この作者は僕の要注意リストに入りました。
これからも色々読んでみようと思います。