はじめに
どうもpillolowです。
『しょうもない僕らの恋愛論』
原秀則と言えば、最近(でもないか)レガッタやほしのふるまちといった作品がドラマ化・映画化されたことでも有名ですね。
90年代には、「部屋においでよ」「冬物語」も同様にメディミックスされています。
で、今回の新連載。
タイトルからも分かるのですが、久々の「ちょっと情けない男」が主人公の恋愛漫画臭がプンプンしていて、期待大なのです!
原秀則の作品パターン
原秀則と言えば、大枠で言うと「青春系」を得意とする漫画家ですね。
ただ、青春系の中にも2パターンあって、
① スポーツ青春系(主に野球)
② 恋愛漫画系
に分類されます。
僕の中では、原秀則の「やったろうじゃん」は、あだち充作品(タッチ、H2など)やMAJORにも比類する超名作野球漫画です。
原秀則に恋愛漫画イメージしかない人は、まずこれを読んで欲しい。
今回の新連載では紹介の煽りはこっちです。
そう。原秀則は「駄目男が揺れる恋愛漫画」を描かせたら右に出るものはいない!
揺れる乙女心を描く少女漫画家みたいなものだ。
その筋で有名なのが、上に書いた「冬物語」「部屋においでよ」である。
で、ターゲットは誰なんだ?
これは、言わずもがな。
状況証拠が揃いすぎている。
・雑誌がビッグコミック。そしてタイトル。
・主人公の設定(不惑の独身男)
・ストーリー(死んだ思い出の女性の娘が現れて…?)
・そして、煽り。90年代の名作を引き合いに出す
それ。ターゲットは40代のおっさんだ!
ちょうど、90年代に大学生だった人たち。
過去の回想シーンも沢山出てきて、90年代にタイムスリップ。
とは言え、20代~30代でも楽しめる内容なのは間違いない。
おわりに
これを期待せずに、何を期待して生きればいいのか!?
ということで、ビッグコミックは隔週連載なのが痛い所ですが、月に2回楽しみにしたいと思います。
ちなみに、ビッグコミックの作品では、正直不動産とブルージャイアントがおすすめです。こちらも是非読んでみて下さい。