はじめに
どうもpillolow(@pillolow)です。
ギターに挫折する原因で、語られることの多いFコード。
あらゆる書籍やネット記事にその攻略法が綴られています。
例に漏れず、僕も書いているので是非参考にしてください(笑)
手が小さくて悩んでいる人は特に!
でも、実はその裏で「Gコード」という隠れボスキャラがいるのをご存知でしょうか?Fコードとは違う難しさがあって、これで挫折する人も一定数いると思います。
この記事では、特に手が小さい・指が短い人向けにGコードの攻略法を伝授していきます。是非参考にして、快適なギターライフを送ってください。
Fコードを避けても、必ずGコードは出てくる
Fコードは、当然ちゃんと押さえられるまで時間がかかります。
省略系の押さえ方だとか、親指で6弦を押さえる(※手が小さい人は無理…)だとか、色々逃げ道はありますが、最終的に出てくる文言が以下です。
「Fコードが出てこない曲もあります。まずは、そういった曲を弾いてみましょう」
じゃあ、Fが出てこない初心者用の曲って何なの?
これは、keyがGの曲でG, C, D, Emの循環コードで構成される曲をほぼ指している、といっても過言ではありません。
つまり、Fを避けてもGコードが出てくるわけです。
Gコードが鬼門な理由
Gコードは結構やっかいなやつで、特に手が小さい・指が短いプレイヤーにとっては、Fコード以上に鬼門となる場合があります。
下の写真を見て下さい。
薬指と小指をめちゃめちゃストレッチする必要があるんです。
薬指と小指って訓練しないと、独立で動かすことは不可能です。
つまり薬指を動かせば小指が、小指を動かせば薬指が、勝手についてきちゃう。
人間の身体特性上、かなり無理のある指の形、と言えますね。
手が小さいなら尚更難しいコードです。
ちなみに僕は1年くらいまともに押さえられず。
下の写真のような信じられない押さえ方で、凌いでいました。絶対に真似しないでください。いいことは1つもありません(笑)
Gコード攻略の考え方
省略系や1弦を薬指で押さえる方法など、Fコード同様に色々ありますが、正規の方法で押さえるにはどうしたら良いか、という観点でお伝えしたいと思います。
理由はシンプル。
正規の押さえ方が必要な場面が必ずくるからです。
どうせ避けられないので、乗り越えていきましょう。
さて。いきなり全部の弦を綺麗に鳴らすのは無理です。
まず優先順位を決めましょう。
押さえた3本の弦のうち、優先して鳴らすべき音はどれか?
・・・。
答えは6弦薬指→1弦小指→5弦の中指、の順です。
人差し指はベース音なので、死守。
小指も1番高くて目立つ音なので、できれば鳴らしたい。
では、5弦の中指はどうか。
正直これは鳴ってなくても、あまり影響ありません。
敢えて鳴らさない場合すらあります。
写真の緑文字に書いたところですね。
僕もね、、、3回に1回くらい鳴ってない!(笑)
でも何の問題もなし。
「指を立てて、5弦に触れないようにする」
と、小指がうまく押さえられないんですよねぇ。手が小さい人は。
優先順位をまとめると、
①まず、薬指で6弦を押さえる
②次に、小指で1弦を押さえる
③最後に、余裕があれば中指で5弦を押さえる(鳴らなくても気にしない)
が正しい戦略となります。
それでは、中指は諦めて薬指と小指だけ押さえてみましょう。
どうでしょう?これだけでも辛くないでしょうか?
全然小指に力が入らないですね。
顔が濡れたアンパンマンみたいに。
コツとしては写真の赤文字に書いたように、
「小指を若干身体の方へ倒して、押さえる力を稼ぐ」
真上から垂直に押さえると、力が入らないんですよ。
これは手の大きさに関わらず、万人共通の話。
なので、小指を他の指のようにネック側に寝かせずに!
少しだけ、反対へ倒しましょう(気持ち)
さいごに
Fコードに勝るとも劣らない鬼門Gコード。
これが攻略できれば一気にギターは楽しくなりますよ。
繰り返しますが、5弦は鳴らなくても気にしないことです。
僕も3回に1回くらい鳴ってないです。
でもたいした問題じゃない!
皆さまの素敵なギターライフをお祈りします!!