はじめに
どうもpillolowです。
今年からYouTubeに動画投稿するようになりました。
皆さん、YouTubeに動画投稿する理由ってなんですか?
「仲間や家族との思い出記録」のような楽しみ方もありますし、ただただ動画を作るのが楽しいという場合もあるでしょう。
…えーっと、正直になってください。
小金(あわよくば大金)稼ぎしたいからですよね?(笑)
僕もそうです。
でも、YouTubeの収益化は、ご存知の通り結構辛い道のりなんですよね。
2018年12月現在では、以下の2つが収益化審査の条件です。
① チャンネル登録者数1000以上
② 12ヶ月の総再生時間4000時間以上
①から結構鬼門と思われるかもしれません。
そこで、twitterでよく見るこのハッシュタグの出番です。
ブロガー仲間募集と同じように、YouTubeの相互チャンネル登録もあるのね(笑) 弾き語り動画をあげています。是非宜しくお願いします!
— pillolow@バツイチミュージシャン (@pillolow1) August 13, 2018
僕も全力で登録しますので!!https://t.co/JsnyX3Ge1D
#チャンネル相互登録
#チャンネル登録
#相互チャンネル登録 #YouTube相互登録
「みんなで相互チャンネル登録し合って、1000を目指そうよ」
という素敵な相互扶助で、僕も利用させてもらってはいるんですが、ふと疑問に思ったことがあって、今回のエントリーを書いています。
チャンネル登録数増やすのに躍起になってて、動画の再生数低すぎない…?
ギクッと思った方は、注意した方が良いと思います。
収益化を目指すにあたってネックになるのは、② 12ヶ月の総再生時間4000時間以上 の方だからです。
基礎データの収集
上記の疑問を定量的に判断するため、
・ツイッターで先ほどのハッシュタグを検索
・youtubeチャンネルを100ピックアップ
・チャンネル登録者数および総再生数をチェック
という手法でデータを集めてみました。
駆け出しyoutuberの中で、割りと「意識高い系」が抽出されていると思います。
収集結果がこちら。
チャンネル名とアドレスは伏せています。頑張ったぜ…。
ちなみにNo.1は僕のチャンネルです(笑)
カテゴリ別の割合
100のチャンネルについて、おおざっぱにカテゴリを分類してみました。
結果がこちらです。
ゲーム実況が3分の1を占めています。
バラエティというのは、何でもやってみますとか面白企画系のもの。
僕が所属する音楽カテゴリは10%弱です。
つい先日ゲーム実況を初めてみましたが…競合多すぎですね。
実際再生数も稼げる気がしません(笑)
「ゲームするだけ」「ゲームして喋るだけ」という敷居の低さがありますが、飽和状態にあると思われます。かなりのレッドオーシャン。
チャンネル登録者数の分布
皆で躍起になっているチャンネル登録者数の分布は以下の通りです。
300未満が、過半数を占めています。
駆け出しの割合が多いというのもあって、100未満がボリュームゾーン(僕も今現在46しかない)。
収益化条件の1000以上を達成しているチャンネルは、全体の14パーセントという結果でした。
チャンネル登録者数と再生数の関係
冒頭話した疑問というか「危険性」について分析していきます。
YouTubeのチャンネルに飛ぶと、設定にもよる?と思われますが、概要欄から総再生数を読み取ることができます。
相互チャンネル登録をしていると、登録数が300とか行っているのに、再生数が2000~3000とかザラにあって愕然としたというのが疑問の発端。
100チャンネルについて、散布図を書いてみます。
横軸がチャンネル登録者数(S=subscribe)
縦軸が総再生数(PV)
左下のごちゃごちゃっとした駆け出し集団と、上の方にいる優秀なチャンネルに二分されることが、何となく分かるかと思います。
次に、左下の駆け出し集団だけをピックアップしてみます。
駆け出し(or 底辺)ユーチューバーの分布
「チャンネル登録者数が1000未満」かつ「総再生数が50000未満」のチャンネルのみ抜粋したものがコチラです。
近似直線を引いてみると、傾きは25程度です。
ここに「チャンネル登録者数を増やすのに躍起で、再生数(実力)が追いついていない」闇が感じられるのは、僕だけでしょうか?
質の良いコンテンツを作ることが、何より大事だと思うのです。
二極化する成長直線
先ほどの傾きを、総再生数/チャンネル登録者数=PV/S と定義します。
成長直線が二極化されていることがよく分かります。
赤は、先ほど示した、多くの駆け出しYouTuberの傾きです。PV/Sが25未満の方は危機意識を持った方が良いと思われます。
緑は、PV/Sが100以上で、チャンネル登録者数と再生数のバランスが取れていると考えられますね。
ちなみに僕は、PV/S=156なので、このままのペースを維持できれば、一応緑組に入っていけそうです。
著名なYouTuberの値を計算してみると、こんな感じ。
・HikakinTV:795
・はじめしゃちょー:789
・AAAjoken toys
・Goose house:518
ざっと500は超えてますねぇ…。
やはり、3桁(最低100)は目安かなといった感じ。
収益化に必要な再生数
今回のデータ収集では、チャンネル運営期間はとっていませんが、少なくとも総再生数が4000時間相当に届いていないと、論外と言えるでしょう。
4,000時間=240,000分
視聴者維持率や、平均視聴分数も人ぞれぞれだと思います。(平均1分なら、240,000再生 平均2分なら、120,000再生…)
いずれにせよ、赤の成長直線では、チャンネル登録者数1000じゃとても届かない数字だと思います。
質の良い(よく視聴してくれる)登録者を増やすか、検索で引っかかるような動画を上げるか、再生数を増やす努力もしないと収益化は遠い…。
おわりに
チャンネル登録者数を増やすこと自体を否定はしません。
ただ、皆さんお気づきのように、相互チャンネル登録しただけの相手は、あなたの動画をその後再生することは極めて稀です。
というのも、彼/彼女がアクティブユーザーになってくれていれば、動画投稿の度に再生が伸びていくはず。そうなっていない理由は、考えなくても分かるでしょう。
魅力あるコンテンツを作る、これが大事だよね。
という壮大なブーメランを自分にも投げて、お開きにしたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
※ こんな記事書いてアレですが、チャンネル登録も宜しくお願いします(笑)