ハンデは3で~諦めたらそこで人生終了ですよ~

ハンデが何だ。諦めたら終わりだ

Vaundy「世界の秘密」の不思議

どうもpillolowです。

 

Vaundyっていう天才・鬼才が世に降臨したということで、僕も聞いてみました。

 

音楽的なバックグラウンドが広くて深くて、僕のような凡人には語れそうにないですね、いやはや。。。

 

さて、タイトルの「世界の秘密」という曲。

 

youtu.be

 

全編通して軽くバウンス(シャッフル)してますね。

そのくせ、Bメロで一瞬スクエアになる!

凄くハッとするアプローチ!!

 

サビの笑い声とか、カメラのシャッター音っぽい音響とかも、面白いです。

 

ラストの繰り返しで、メロディのトップノートをブルーノートに変えるのも、ニヤッとしますね。

 

こんな曲を作っておいて、若干20歳ですと…?!

音楽止めたくなりますね!やめないですけど(笑)

 

そんな巨匠を、30overが頑張ってアコースティックカバーした結果↓

 

youtu.be

 

最近は宅録が楽しいです。

ノイマンさんが最高!

 

【必見】コードブックには載っていない!簡単なE♭コードの押さえ方(ギター)

どうもpillolowです。

 

突然ですが、僕はE♭(D#)っていうギターのコードが一番嫌いです

 

なぜなら、ローコードで押さえる手段がないので、基本セーハ(バレーコード)になってしまうから。

 

初心者にとっては、バレーコードが鬼門なので、出てきた時点で絶望的。

 

キーがE♭の曲であれば、カポで移調してしまえば良いのですが、曲中に一時転調などでE♭が出てくると「アウト」です。

 

バレーコード自体は問題なくてもですよ。

 

一般的な5弦ルートの押弦方法だと、6フレットセーハで全体的に音が高くなって「コレジャナイ感」を醸し出すことも多々あり・・・。

 

ということで、僕がお勧めするE♭の押さえ方を教えます。

 

コードブックには一切出てきませんし、こういった押さえ方をする人をあまり見ないのですが、結構役立つと思います。

 

じゃん!

 

f:id:pillolow:20210119231155p:plain

 

3弦の開放は×としていますが、鳴らしても問題ありません。

(4弦の5fと同じ音(G)が鳴るだけなので)

 

ローコードのCの形を作って、小指を足すだけでOKです!

 

簡単に押さえられる上、バレーコードよりは全体的に音が低くなるので、他のローコードの音域とも馴染みやすいかと思います。

 

ちなみにこの押さえ方は、バレーコードと同じように平行移動することで、他のコードにも転用可能です(^^)

 

こういうのこそ、コードブックに記載してほしい所です

 

※ 後日、コブクロ小渕さんが「桜」を解説する動画で、全く同じこと言ってました。自分で同じ視点に辿りつけたことが嬉しいです。

やっぱり、E♭はこの押さえ方最高!

 

ちなみに・・・

 

独自にコードを作ったり、押さえたりするのには、ある程度理論と指板の関係を理解するとよいですよ。

 

↓にリンクしたトモ藤田先生の本は僕のバイブルで、万人にお勧めです。

 

さっきの押さえ方も、専門用語丸出しで言うと、「1弦+2弦+4弦のスプレッド・トライアドに5弦ルート音を足している」だけですね。

 

こういった踏み込んだ内容を理解していきたい人は、是非買ってみて下さい。

 

星野源とブラジルが田中秀和と私と♭5

星野源のうちに帰ろう(紅白full)を聞いて

 

どうもpillolowです。

 

はてなのトップページにあった以下の記事と、dialogue+の新曲から、

 

田中秀和さんは(僕と同じく)ブラジル音楽が本当に好きなんだな!」

 

という確信度が増したので、記事にしてみます。

 

hamamotodanko.hatenablog.com

 

星野源さんが紅白で披露した、うちに帰ろうfull verには僕も相当に感動した口なので、記事をとても面白く拝見させてもらいました。

 

一応それなりに音楽をやっている身ですが、

 

トライトーンサブステューション

 

という単語が初耳だったので調べたところ「裏コード」のことですね。

こんなカッコいい呼び方があるとは思わなかったです。

 

ただ、トライトーンが共通するから代理可能だ!という理論的な背景が分かりやすい(というかそのまま)表現なので、頭の片隅に入れておこうと思いました。

 

さて、今回はこの裏コードで、しかも「♭5」というコードから思うアレコレについて書いてみようと思います。

 

上の記事だと♯11thという書き方をしていますが、【♭5=#11】なのでそこはご承知おきください。 

 

※1 厳密には表記方法にルールがあるかもしれませんが、本記事では♭5と表記します。

 

※2 結末まで書いてみて思いました。結局…

 

ブラジル最&高

 

という内容です。すみません。

 

 

♭5について

 

♭5は所謂ブルーノート(ブルージーになる音)の一つです。

※ 3度、5度、7度の半音下がりがブールノートと呼ばれます

 

アドリブなどソロの旋律を弾く際には、無意識に使うこともあるかもしれません。

 

でも、コードで♭5しかもメジャーコードとなると、普通のポップスではまず出てこないコードですね。

(マイナーコードでは、Ⅶ♭5はそもそもダイアトニックコードなので、頻出)

 

このコードが日常的に出てくるのは、ブラジル音楽です。サンバやbossa nova、ショーロ等ですね。本当に普通のテンションコードとして滅茶苦茶出てきます。

 

ブラジル音楽って、あのイーブンでもシャッフルでもない訛った独特のリズムもそうなんですが、7弦ギターが主に担当するベースラインにも特徴があるんですよね。

 

裏コードって何のために使うんだよ?っていう疑問への答えは、「ベースラインを面白くしたいから」が大半なんじゃないかなぁ、と僕は思います。

 

僕もハーモニーのルーツはブラジル音楽によるところが大きくて、♭5も割りと使うことがあります。例えば以下のようなリハモで使いました。

 

【元】  E7 ⇒ Am

【リハモ】E7/B ⇒ A♭7(♭5) ⇒ Am ⇒ Am7/G

 

元はただのドミナントモーションで糞程面白くもないので、ベースラインをクリシェで下降させるために裏コードを登場させています。

 

コード名で考えているわけではなく、ベースラインや内声の動きに合わせてコードを選択した結果、って感じですね。当然メロディラインとぶつかったらダメですし。

 

この辺の和音感覚を磨くにはブラジル音楽聞きまくれば良いと思います。

 

譜面みると最初意味分からないんです。でも、聞いているうちに感覚で何となく分かってきます。

 

ところで田中秀和のブラジル好き

 

で、田中秀和さんです。

 

彼自身♭5を使うのも確かな一方で、リズムにサンバを忍ばせる傾向にあるのが、僕にとってのブラジル好き匂わせ案件です。

 

割とストレートにサンバになったり(サンバホイッスルが登場するような)することもあります。その一方で、dailogue+の新曲「人生イージー?」を聞いて巧妙に出てきたブラジルにニヤリしました。アニメ 弱キャラ友崎くんの主題歌です。

 

youtu.be

 

 

全体的に決めが裏泊なところもブラジル風味ですが、特にブラジル風味な所を挙げると…

 

・0:40〜0:45

0:40辺りのキメのリズムがブラジルの常套リズムパターン。

そして、その後4小節はサンバっぽいビートになる。

 

・2:38〜2:44

ピコピコバックの落ちサビ?っぽいところ。これもサンバ。

 

普通のビートの中に巧妙に紛れ込むブラジル

 

ブラジル好きには至高です(笑)

 

ところで、僕も自作曲で唐突にブラジルっぽいキメのリズムを登場させてます↓(2:34くらいのところ)

 

手前味噌ですみません。

 

youtu.be

 

さいごに

 

最後に何が伝えたいかと言うと…

みなさんも、是非ブラジル音楽聞いて下さい!