どうもpillolowです。
突然ですが、僕はE♭(D#)っていうギターのコードが一番嫌いです。
なぜなら、ローコードで押さえる手段がないので、基本セーハ(バレーコード)になってしまうから。
初心者にとっては、バレーコードが鬼門なので、出てきた時点で絶望的。
キーがE♭の曲であれば、カポで移調してしまえば良いのですが、曲中に一時転調などでE♭が出てくると「アウト」です。
バレーコード自体は問題なくてもですよ。
一般的な5弦ルートの押弦方法だと、6フレットセーハで全体的に音が高くなって「コレジャナイ感」を醸し出すことも多々あり・・・。
ということで、僕がお勧めするE♭の押さえ方を教えます。
コードブックには一切出てきませんし、こういった押さえ方をする人をあまり見ないのですが、結構役立つと思います。
じゃん!
3弦の開放は×としていますが、鳴らしても問題ありません。
(4弦の5fと同じ音(G)が鳴るだけなので)
ローコードのCの形を作って、小指を足すだけでOKです!
簡単に押さえられる上、バレーコードよりは全体的に音が低くなるので、他のローコードの音域とも馴染みやすいかと思います。
ちなみにこの押さえ方は、バレーコードと同じように平行移動することで、他のコードにも転用可能です(^^)
こういうのこそ、コードブックに記載してほしい所です。
※ 後日、コブクロ小渕さんが「桜」を解説する動画で、全く同じこと言ってました。自分で同じ視点に辿りつけたことが嬉しいです。
やっぱり、E♭はこの押さえ方最高!
ちなみに・・・
独自にコードを作ったり、押さえたりするのには、ある程度理論と指板の関係を理解するとよいですよ。
↓にリンクしたトモ藤田先生の本は僕のバイブルで、万人にお勧めです。
さっきの押さえ方も、専門用語丸出しで言うと、「1弦+2弦+4弦のスプレッド・トライアドに5弦ルート音を足している」だけですね。
こういった踏み込んだ内容を理解していきたい人は、是非買ってみて下さい。