ハンデは3で~諦めたらそこで人生終了ですよ~

ハンデが何だ。諦めたら終わりだ

back number の全シングルを聴いた俄かのコード進行分析

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イヤホン片方ずつ耳に差してさ。

 

コードが短いから自然と肩寄せあう感じになって。

 

バックナンバーいいよね!

 

とか言いながら、公園のベンチで二人並んで聞いてたな。

 

 

・・・そんな思い出はないし、

そもそも、バックナンバーが良いと思ったことがない。

 

どうもpillolowです。

 

そんな俄かの(一応)音楽家の僕がバックナンバー聞いて、バックナンバーらしさを語るという、誰得な記事を書こうと思う。

 

イラっとした人は、そっとブラウザを閉じて欲しい。

 

虹色侍から学ぶバックナンバーっぽさ

 

いきなり何だ?と思うかもしれないが、

back numberに興味を持ったのは、虹色侍の歌を聞いたから。

(米津玄師のlemonをバックナンバーっぽくアレンジしたやつ)

 

そして、全曲シングルを聞いた後なら言える。

 

この曲は、back numberの本質をめちゃ捉えてる。

 

www.youtube.com

 

バックナンバーっぽいリズム

 

ずばり、シャッフルビート(跳ねてる)。

 

あとは跳ねてなくても、メロに三連をちょくちょく入れてくる。

 

基本のリズムに3連的なフィールがあるんでしょうね。

 

ビートルズの曲もイーブンだけど、シャッフル気味になってたりする(ドラムのリンゴスターの影響が大きいと思うけど)し、3連のフィールはミュージシャンの必須スキルと言える。羨ましい。

 

バックナンバーっぽいコード

 

さっきの虹色侍の曲の冒頭4コードを書くとこんな感じ。

 

Ⅰ → Ⅲ7 → Ⅵm → Ⅱ7

 

このノンダイアトニックドミナントコードがバックナンバーらしさと言える。

 

難しい専門用語書いたけど、要は「クサい感じのコード」と解釈してくれていい。

 

特にⅡ7の方は如何にもバックナンバー!という感じ。

 

そこで、この「クサいコード」がどれだけ登場したか、2020年3月時点での全20シングルで検証してみた。

 

ⅡとⅢとⅥ。こいつらをクサいコードと定義して集計した。

 

  タイトル 付記
1 はなびら      
2 花束    
3 思い出せなくなるその日まで      
4    
5 日曜日    
6 わたがし    
7 青い春      
8 高嶺の花子さん  
9 fish      
10 繋いだ手から       何もない!
11 ヒロイン      
12 SISTER     三度上転調
13 手紙      
14 クリスマスソング      
15 僕の名前を    
16 ハッピーエンド    
17 瞬き      
18 大不正解      
19 オールドファッション   五度上転調
20 HAPPY BIRTHDAY    
    9 15 5  

 

Ⅲはjpop頻出なので仕方ないけれど、それにしたって多いな(笑)

 

Ⅱの方も半分近く登場して、これは間違いなくjpopのアベレージからすると多い。

 

Ⅵも意外と出てきてたけど、この割合は普通かな。

 

 

 みんな大好きな「高嶺の花子さん」なんて全部登場して、麺大盛の増し増し状態!!

 

クサいコードがない唯一の曲

 

さっきの表を見れば分かるけれど、唯一クサいコードを使っていない曲がある。

 

それが

 

『繋いだ手から』

 

www.youtube.com

 

いい曲だよ。

 

でも、何か物足りなくない?

 

バックナンバー臭が消えて、なんならスピッツの曲って言っても良いと思わない?

 

サビの二つ目のコード、絶対Ⅲが来ると思うじゃん。

なのに普通にマイナーコード使って、「アレ」ってずっこける感じ。

 

結論

 

あんまり使いすぎるとクサくなるので、ほどほどにしましょう(笑)